レザースパイク、
いや正確にはアウトソール(靴の裏のことです)に
本革を使ったレザーソールのスパイクです。
金具がソフトスパイクに代わり、
アウトソールも革から樹脂製が一般的に。
さらにスパイクレスのシューズも浸透して、
いまやゴルフ界の絶滅危惧種と言っても
過言ではないシューズですが、
本物の革靴は、やはり趣きが違います。
比べてみれば、レザーソールは
樹脂製ソールよりもデメリットは多いです。
〇 耐久性がない
〇 雨に弱い
〇 疲れやすい
〇 地面からの突き上げ感が大きい
などなど……。
レザーソールが忘れ去られていくのも
ヤムナシですが、
しかし! 圧倒的にレザーソールが
優れていることがあります。
それは
使えば使うほど足になじんで
フィットしてくれます!
さらに地面の感覚も
つかみやすい、ということです。
店長・ジャックも
90前後をサマヨう永遠の中級者ですので、
シューズにそんな繊細な感覚要らんやろ、と
お思いでしょうが、
晴れの日に馴染んだレザースパイクでの
ラウンドは、なんだかプレーも引き締まるし
気持ちのいいものです。
何より
カッコイイじゃないですか!
歩きではなくカートが
普通な時代のゴルフだからこそ
「GO/LOOK!」では、
アマノジャクな気持ちで!?
レザーソールのスパイク、
しかもカッコよくて日本人の足に合うものを
提供できればと考えています。
もちろん、いまでも
レザーソールを携えたゴルフ用革シューズを
作っているブランドは
いくつかあります。
たとえば、
ボクがもっている中では
米国ブランドの「アレンエドモンズ」。
紳士靴として有名で、歴代大統領が履く
革靴としても知られています。
革底とゴムのコンビネーションなのですが
日本人用のラストではないので、ちょっと無理して
履いている感じです(笑)。
残念ながら、日本では展開されいないので、
アメリカでないと買いにくいんですが
(それならGO/LOOK!でやろうか、も検討しますか)。
ともあれ、カッコイイ……。
紳士靴メーカーは、かつては
大概ゴルフシューズも作っていました。
オールデン然り、ジョンロブ然り、
日本ではリーガルは
いまでも既製品でゴルフシューズを
販売してくれています。
そんな先人のプロダクツを
リスペクトしつつ、
GO/LOOK!では、“絶滅危惧種”にもう一度
光を当ててみたいと
考えているところです。
というわけで、いきなりですが
レザーソールの
ゴルフスパイクを巡る旅を
スタートさせようと思います。
つづく。
※不定期でこのコンテンツは連載していきます