tovho(トヴホ)── 「退かない」精神を纏う、京都発のゴルフウェア。
tovho(トヴホ)── 「退かない」精神を纏う、京都発のゴルフウェア。
この記事の結論: tovho(トヴホ)── 「退かない」精神を纏うゴルフウェア
- tovho(トヴホ)は、「温故創新」を掲げる京都発のゴルフウェアブランド。名前はトンボの古称「飛ぶ穂(とぶほ)」に由来し、前にしか進まない「勝ち虫」の不転退の精神がブランドアイコンに込められています
- 異素材の調和と和のテイストで、「素材で語る」独自の世界観を提案。独自のメッシュ組織(商品名の由来「ピンホール」)の通気性やサマーコーデュロイの吸水速乾など、日本製ならではの技術が光ります
- 触れてわかる素材感と細部のディテールで「違い」を見せたいゴルファーに選ばれています
GO/LOOK!(ゴルック)編集部です。
ゴルフウェアの違いは、素材に触れた瞬間にわかる。 そう感じたことのある方に、ぜひ読んでいただきたい話です。
トンボは、前にしか飛ばない。 決して後ろに退かないその習性から、古来「勝ち虫(かちむし)」と呼ばれてきました。 武士が兜や甲冑にトンボの意匠を刻んだのは、その「不転退(ふてんたい)」── 退却しないという覚悟を身に纏うためです。
京都に拠点を置くゴルフウェアブランド、tovho(トヴホ)。 名前の由来は、その「トンボ」の古称。かつてトンボが稲穂の上を飛ぶ姿が「穂が飛んでいる」ように見えたことから、「飛ぶ穂(とぶほ)」── それがブランド名の源流です。
ゴルフウェアに「勝ち虫」の精神を宿す。 一度知ると、忘れられなくなる。 そういう空気感を持ったブランドです。
その「退かない」姿勢は、素材選びにも貫かれています。 tovhoはそのモノ作りのテーマを「温故創新(おんこそうしん)」と呼んでいます。 「温故知新」の「知」を「創」に変えた言葉。古来より受け継がれてきた日本の伝統技術を、現代の感性で「新しく創り直す」こと。 異なる素材同士を組み合わせて生まれる「調和」を大切にしたモノ作りです。 リゾートの開放感と都会的な上質さ。和のテイストとゴルフの機能性。一見すると相反するものを、ひとつのウェアの中で成立させる。 ウィッツ株式会社(DANCE WITH DRAGONも手がける京都の企業)が展開するブランドのひとつで、日本製を主体としたモノ作りを続けています。
袖を通した瞬間の素材感。 畳んだときにふと目に入る縫製の丁寧さ。 同伴者の視線が、さりげなく胸元のトンボ刺繍に止まる瞬間。 ── そういう「わかる人にはわかる」距離感を大切にしているブランドです。
この記事では、tovhoのゴルフウェアの中から、その哲学が色濃く表れたアイテムをご紹介します。ブランドの背景を知った上で袖を通すと、見え方がちょっと変わるかもしれません。
ブランドの世界観を深く知ってからアイテムを選ぶ── その体験にご興味があれば、こちらのラフアンドスウェル特集もあわせてどうぞ。
Style 1: tovhoのハーフジップに宿る、不転退のディテール
カートを降りて、朝のティーグラウンドに立つ。 湿った空気がまとわりつくような朝でも、背中をすっと抜ける風がある。 tovhoのハーフジップシャツには、その「風の通り道」のつくり方に、それぞれ異なるアプローチがあります。
ピンホールハーフジップシャツ
このハーフジップシャツの正体は、ちょっと説明が必要です。
見た目は一見、落ち着いたハーフジップのトップス。 でも生地を近くで見ると、ごく細かな「穴」が規則的に空いています。 特殊原糸と独自の織構造で通気孔を実現したメッシュ組織。これがtovhoの言う「ピンホール」の正体。 光が当たると、その極小の穴がつくる陰影が表面に独特の表情を生みます。
吸水速乾性を備えていて、汗をかいてもべたつきにくい。 通気性と軽量性は、蒸し暑い季節のラウンドで頼りになります。
背面にはブランドマークをモノグラム調のフロッキー加工で表現。 フロッキー加工とは、生地の表面に短い繊維を植毛して起毛感のある柄を浮かび上がらせる技法。それをモノグラム調のブランドロゴに仕立てているのがこのシャツです。 前面はごくシンプル。後ろ姿にこだわりがある。 この前後の落差が、カートに戻ってきた同伴者の目を引く瞬間をつくります。
「背中のそれ、何?」 そう聞かれたとき、ブランド名ではなく「この加工がちょっと面白くて」と素材の話から入れる。 そういう会話のきっかけをくれるウェアです。
カラーはネイビーとピンクの2色。
※ハーフジップシャツはゴルフ場によってドレスコードの扱いが異なります。着用前にプレーするコースのドレスコードをご確認ください。多くのゴルフ場で着用可能ですが、伝統的な名門コースでは「襟付きシャツ」に限定される場合もあります。
ピンジャガードZIPシャツ
もうひとつ、tovhoのハーフジップを紹介させてください。
こちらはドット組織と凹凸組織を組み合わせた、軽量で清涼感のあるハーフジップシャツ。 ウォッシャブル、吸水速乾、紫外線防止、防シワ性、ストレッチ── 機能のてんこ盛りです。
さらに耐塩素ポリウレタンフルダル糸を使用しているため、水辺のレジャーやスポーツシーンにも対応。 「ゴルフだけじゃもったいない」と思わせる一枚。
ピンホールハーフジップが「素材のこだわり」で個性を出すタイプだとすれば、こちらは「機能の集積」で日常のストレスを消していくタイプ。 同じハーフジップでも、性格がまったく違います。
カラーはグレー。
Style 2: 夏にコーデュロイという、tovhoの温故創新
前半を終えてクラブハウスのレストランに入る。 エアコンの効いた室内に座ると、膝まわりの生地の表面がさらっとしていることに気づきます。 tovhoのショートパンツは、素材の選び方そのものに「温故創新」が表れています。
ファンクションコーデュロイショートパンツ
コーデュロイのショートパンツ、と聞くと「暑くないの?」と思うかもしれません。 これこそ、tovhoの「温故創新」が最もわかりやすく表れた一本です。
高品質コットンを使用した軽量コーデュロイ素材。 ニットのような柔らかさと膨らみがありながら、見た目からは想像できないほど軽い。 裏面にはポリエステルの特殊糸を使い、吸水速乾仕様にしています。
「冬の素材」を夏に持ってくる。 この発想そのものが、「古いものを新しく創り直す」ことを意味しています。 畝(うね)のある表面には、光の角度で表情が変わる独特の奥行きがある。 定番のチノ素材や軽快なスラブ生地とは、また違った奥行きのある空気をまとえます。
右サイドにはtovhoのアイコン、トンボの刺繍。 サイドラインのテープがスポーティなアクセントを加えています。
カラーはブルーグレーとイエローの2色展開です。
Style 3: tovhoの「異素材の調和」をコーデで体感する
午後のスタートを前に、パッティンググリーンで転がしているとき。 同伴者の足元に花柄のショートパンツが見えて、「あれ、今日なんか違うな」と感じる。 ── 自分がそう思われる側になる、という話です。 tovhoのトップスとボトムスを合わせたとき、異なる素材の表情が呼応する面白さがあります。
花柄ジャガードショートパンツ
このショートパンツに「花柄」とついていますが、プリントではありません。 コットンとポリエステルブライト糸の陰影で上品な花柄を表現したジャガード素材。 光の加減で柄が浮いたり沈んだりする、織りならではの奥行きがあります。
ストレッチ性があり、ウォッシャブル仕様。イージーケアもできる一本。 ブルー、ピンク、グレーの3色で、どの色もコーデュロイショートパンツとは対照的な「柄物の選択肢」を見せてくれます。
上のブークレポロと合わせると、トップスの凹凸とボトムスの陰影が呼応して、 全身が「異素材の調和」そのものになる。 tovhoでコーデを組む面白さは、ここにあります。
Style 4: 編地で語る、ケーブル切替えの引き出し
練習場で打ち込んでいるとき。 スイングのフィニッシュで腕が上がった瞬間、両脇から覗くメッシュ編地の切り替えが、 このモックネックならではの表情をつくっている。
ケーブル切替えモックT
リサイクルポリエステル糸を使用した、サステナブルなモックネックTシャツ。 ただのエコ素材で終わらないのがtovhoの流儀。
両脇には通気性に優れたメッシュ編地を配置。 後身頃にはケーブル組織による編地変化を取り入れています。 前から見るとシンプル。でも横や後ろから見ると、編地の切り替えが視線を集める構造。
裾とネック部分にはラインが入り、さりげないアクセントになっています。 もちろん、トンボマークの刺繍も。
練習場で隣の打席の人が、ふとこちらを見る。 前面のシンプルさと、袖口の編地変化のギャップ。そこに気づく人がいるだけで、このモックTの価値は伝わります。
カラーはサックス、キャメル、オフホワイトの3色展開。
Style 5: GO/LOOK!限定、コラボレーションが生んだ一着
GO/LOOK!のTV番組「GO/LOOK! TV LABO」から生まれたコラボアイテムがあります。 ブランドの枠を越えた「共創」── これもまた、tovhoの「温故創新」のひとつの形です。
tovho×Kuchibue Golf Gentleman モックネック
【GO/LOOK!限定販売】
tovhoとKuchibue Golf Gentlemanのコラボレーションモックネック。 GO/LOOK!でしか買えない限定アイテムです。
着物の「合わせ」のようなデザインと、メッシュ素材を組み合わせた異素材使いが目を引きます。 ポケット部には”THE GOLF BUM SOCIETY”(いろんな所へゴルフに出掛ける会)のロゴ。 それぞれのブランドアイコンがドッキングした特別仕様。
コットンの肌触りとポリエステルの速乾性を兼ね備えた本体に、メッシュ素材を組み合わせた通気設計。 フロッキー加工のロゴが、さりげなく主張しています。 素材の組み合わせそのものが、tovhoの世界観を体現した一着。
カラーはネイビー。
Style 6: ロングパンツ派のための、tovhoのもうひとつの回答
お風呂上がり、ロッカールームの鏡の前。 ショートパンツから履き替えたロングパンツのシルエットが、思いのほかすっきりしている。 クレープポロとリネンタックパンツ。この組み合わせが、ロングパンツ派の夏をtovhoらしく仕上げます。
DEARリネンタックパンツ
東レのポリエステル機能糸「シェルタリングドライ」を使用した、機能性ストレッチ素材のロングパンツ。
フルダル糸を採用しているので、淡色でも透けにくい。 吸水速乾性に優れ、ウォッシャブル仕様です。 緯糸には綿麻糸を使用していて、ナチュラルな表情感と風合いが加わっています。
機能素材なのに、穿いたときの見た目が「テクノロジー感」ではなく「天然素材の余裕」に見える。 タック入りのシルエットで、クラブハウスの中でもラウンド中でも、どちらでも浮かない一本です。
ロングパンツにクレープポロを合わせれば、ショートパンツ派の多い季節でも、 自分の流儀で涼しく、上品に。 ここでも「同じカテゴリの中で、素材と質感で差をつける」というtovhoの考え方がはっきり出ています。
カラーはパープル、ネイビー、グレーの3色。
素材に触れて、ディテールに気づいて、由来を知って。 そうやって少しずつ「わかっていく」過程そのものが、自分のスタイルになる。 tovhoが提案しているのは、そういうゴルフウェアの選び方です。
お風呂上がりにロッカールームで着替えるとき、ふと袖に手を通したハーフジップのことを思い出す。 帰りの車中で「あのコーデュロイ、もう一色あったな」と考えている自分に気づく。 キャディバッグのヘッドカバーにまでトンボがいることに、ふと気づく。 ── そんなふうに、じわじわと記憶に残る。
前にしか飛ばないトンボのように。 退かないゴルフスタイルを、一着ずつ。





















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